『漫画家による仏の世界展』出展作品
『十二神将・干支セトラ』…『漫画家による仏の世界展 』

(2014年)出展作品

イラストレーター線画 フォトショップ彩色

京都の東寺を皮切りに、芝の増上寺、成田山参道etc…と日本全国を縦断している(やがては海外にも進出とか)漫画家による仏の世界展に、今は亡き手塚治虫、赤塚不二夫両先生をはじめ、桜多吾作先生、江口寿史先生、浦沢直樹先生etc…といった錚々たる顔ぶれに混じって、何故だか私がどさくさまぎれで参加させて頂きました。(お誘い頂いた桜多先生のお陰でございます!感涙)

何しろ参加者一覧では、私の隣が本宮ひろし先生と言う…汗(だって、50音順だから…笑)

テーマが「仏」でしたので、ひたすら仏像を画像検索する事数百枚。とりあえず、その造形の面白さから明王、天部辺りにターゲットを絞り、更に検索して行くと、恐い顔をしながら頭に干支を乗せている(虎や龍はまだしも、猿や兎を乗せつつ物凄い形相って…笑)「十二神将」という仏像郡に遭遇。その中に、毎年柴又の寅スト展で馴染みの深い帝釈天がいらっしゃった事から、彼を真ん中に、その周りを他の十一神将が取り巻くと言う構図に致しました。

(そしたら、実はこのグループでは、元々帝釈天がリーダーだという説もあるそうですが、完全に後から知りました…汗)笑

で、真ん中の帝釈天のみ全身で干支乗せスタイル(帝釈天の干支は蛇だそうで、ああ、だから寅さんが産湯をつかったという脇水の傍らには巳様が鎮座ましましていらっしゃったのかぁと今更に納得)はそのまま、他はサイズ的に小さく顔だけになっちゃうので、御本人を干支にしちゃいました。(なので、良く見ると顔の一部に更に小さく干支を象ったアイテムを装着しております。)

『寅スト展14 帝釈天で愛ましょう』 出展作品
『帝釈天で愛ましょう』… 『 寅スト展14 帝釈天で愛ましょう 』

(2014年)出展作品

イラストレーター線画 フォトショップ彩色

上記の「仏の世界展」に出展した作品を、寅スト展用にリメイク。干支の「虎」の箇所を「寅」に変更。その他、干支に割り当てた文字の虹色をそれぞれ干支にもうっすらと乗せ、ロゴも若干加工。

因に、寅スト展のサブタイトルを決めたのも私なので、そもそも元々確信犯だったのでは…という噂もなきにしもあらずんば虎児を得ず…という「寅・虎」オチで…笑