鐵(くろがね)展 '09出品作品
ここには、'09の5月に、ロイヤルサロン銀座にて開催されました「鐵(くろがね)展」に出品した 作品を集めてみました。今回は、そのタイトル通り「鐵」がテーマと言うことで、散歩中に出くわした身近な「鐵=鉄」を基に作品細作をした結果、思わず出品点数も増えました。(笑)

因に、今回も、'07 10月の第2回デジポン辺りから試し始め、カレンダー展('08 7月)辺りから本格的に取り組み始めた手法(面として塗るのはバックだけで、後は線画を彩色してそれを重ねて表現する…)「ネオンタッチ」(その仕上がり具合から自分で勝手に名付けました…笑)でチャレンジしております。

『THE Crane of Night 』↑

線画…手描き 彩色…フォトショップ

散歩の途中というよりも、正に最寄り駅前の在りし日('09 3月頃)の光景でございます。電車の乗り降りの度に、5台もの巨大なクレーンが八岐大蛇のごとく空に聳える光景を眺めては「かっちょいいな〜〜」と思っていたので、今回のテーマが「鐵」と聞いて、まっ先に選んだ題材でした。

『WAGON』↑

線画…手描き 彩色…フォトショップ

川崎大師近くを散歩中に発見。なので、何処の何と言うメーカーの車かは不明(笑)

『THE MACHINE GUN'S』↑

線画…手描き 彩色…フォトショップ

散歩の途中、横浜レンガ倉庫近くの工作船展示室で見つけた工作船に積み込まれていたというサビサビの14.5mm アンチクラフトマシンガン(左)と、右が友人に誘われて訪れた横須賀の会場自衛隊基地の一般公開で観た「護衛艦ひゅうが」に搭載されていたPHALANX 20mm Block1B (右)。その新旧マシンガンを対比させてみました。

『Helicopter』↑

線画…イラレ 彩色…フォトショップ

これも、友人に誘われて行った立川の自衛隊の公開日に観たもの。やっぱし、ミリタリー関係の造形には、男心を奮い立たせる機能美みたいなものがありますね…。

『RONIN as FREE MAN』↑

今回、テーマが鉄と言うことで、自然と風景や物ばかりになってしまったので、一点くらい人物を入れようと、丁度24年振りに第二次マイブームだった坂本龍馬を描きました。(桂浜の龍馬像、鉄じゃないけど銅も「あかがね」というくらいだからまあいいだろうと…笑)

更に、言い訳材料としてバックに蒸気船ユニオン号(一部鉄製)を配しておけば間違いないだろうと…笑