第39回出版美展「アガペー=無性の愛」
ここには、'08の6月に、ロイヤル サロン ギンザにて開催されました「第39回日本出版美術家連名展「アガペー=無性の愛」に出品した 作品を集めてみました。

その後に控えていた「寅スト展」への密かな流用を視野に入れつつ(笑)、テーマが「アガペー=無性の愛」ですので、やや神仏的なアプローチを試みてみました。(…といって、眉脇のポッチを真ん中に持って来た程度ですが…笑)

『αγαπη アガペー?』

線画…イラレ 彩色…フォトショップ

古代ギリシャでは、「愛」とは、アガペー(神々の無性の愛)、フィリア(親子、兄弟、友人間の人間的愛)、「エロース ΕρωV」(性愛、肉体の愛)とに分けられるそうで、一見フィリアに見える寅とさくらも、空の視点(だからバックが青いです)から見れば、それはアガペーなんじゃなかろうか、という後からのこじつけです。笑

『φιλια フィリア?』

線画…イラレ 彩色…フォトショップ

一方、こちらは文字通り、人間的な地上の視点(だからバックが大地の茶色です)から、兄妹の愛を現しています。